メディカル事業 メディカル部門 紹介 高分子×医療 メディカル部門 メディカルの常識を変える 新素材開発と 未来を見つめる先進の 研究開発システム 徳山積水がメディカル分野に進出する足掛かりとなっていたのは、積水化学と血清分離剤を共同開発したことでした。その血清分離剤を用いて、1985年に世界で初めて実用化したプラスチック製真空採血管「インセパック」を発売しました。その後、原管成形から最終製品梱包までの一貫自動生産ラインを稼働させ、安定した供給体制を築いてきました。 現在では、真空採血管以外の糖尿病検査用カラムや各種医療機器用部材等も生産しています。 クリーン精密射出成形技術 医療用製品の要求品質を満たすため、クリーンな環境下で高精度な医療機器・部材を生産しています。厳選したプラスチック素材を原材料として、CAD/CAEによる金型設計に基づく精密射出成形に、当社独自の加工技術を応用。透明・高強度のプラスチック素材(PET樹脂)を用いた真空採血管は、製品設計、金型設計、樹脂改良の独自ノウハウにより安定した品質を確保し、市場のニーズに応えています。 高分子材料の加工技術 真空採血管の構成部材である血清分離剤は、高分子原材料選定、配合、混練加工技術を基盤に、独自ノウハウによって生産しています。まず、正確な血液検査に寄与する高分子材料を選定し、要求される最適な物性を満たすように配合設計します。さらに混練条件を設定し、最適な加工設備で安定生産しています。こうした当社の固有技術が、信頼性の高い真空採血管を支えています。 高分子重合技術 ポリマー事業で培われた重合技術を基盤に、微粒子の表面状態をコントロールする高分子重合技術を用いて、糖尿病診断用カラムを生産しています。 メディカル部門 製品