2019年10月、徳山積水工業は創業以来55年に渡る高圧ガス保安への貢献が認められ、経済産業大臣表彰を受賞。10月25日に同省主催で開催された高圧ガス保安全国大会にて表彰されました。1981年当時の通産大臣表彰に続き、38年ぶり2度目の受賞となります。本賞は毎年、各都道府県の推薦する優良製造所・販売所・功労者等から経産省が表彰を行うもので、本年は10ヶ所の事業所が選ばれました。

高圧ガス保安に関わる事故は、爆発や死傷など重大事案につながる可能性もありますが、ここ10年、全国で毎年400件前後の発生があり、特にこの3年は600件と、大幅な悪化を示しています。原因で多いのが①設備の維持管理不良、②設備設計の不良、③ヒューマンエラーとなっており、いずれも専門部所のみならず、事業所全体で取り組むべき課題と言われています。

目下、徳山積水は2年半を越えるゼロ災も継続中。引き続き社員一同気を引き締め、設備投資診断、日常点検や頭上訓練、定期修理など、節目のチェックと気づきを大切に、高圧ガス事故ゼロの継続を目指します。