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社会・文化活動

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積水の森整備活動

第17回『積水の森』整備作業

2008年4月5日(土)、通算17回目となる『積水の森』整備作業を行いました。2000年秋から延べ9年の活動になりますが、やはり例年通りに天候は快晴でした。もはや「『積水の森』整備作業」に雨天中止の文字はありません。さて、春の整備作業は新入社員の歓迎会も兼ねていますので、古参から中堅社員の見守る中、「新人は若々しさあふれる作業をしなければいけない…」と思われるのは早合点です。実情は全くの逆で、「若いもんにはまだ負けん!」と発憤する壮年社員が大多数でした。中でも社長が自らツルハシを振るい、林道の枕木を整えていく姿は、若さを補う気力がにじみ出ているようでした。

今回の作業内容も、林道整備と下草刈りが主でしたが、苗木の植え付けも定期的に行っているので、若木があちこちに根付いているのがようやく目に見えて判るようになってきました。残念なことに、これまで間伐を免れて育った松の中にも枯れてしまったものがいくつかありました。里山マイスターの言葉に拠れば、「立ち枯れのまま放置していたら朽ちるまで10年かかる。人が倒してやれば3年で朽ちるし、その間周りの樹がよく育つ」とのこと。残念ではありましたが、一番大きなものは樹齢33歳(年輪から)の立ち枯れ松を泣く泣く切り倒しました。『積水の森』は、花粉の飛散が少ない品種に改良された杉の植樹とカブトムシ・クワガタが住み着く里山の復活、そして、松茸が自生する環境を目指しています。9年目にしてようやく若木が根付いたぐらいの緩やかな効果しか見られませんが、続けていくことに意義があると信じて、皆が懸命に作業に没頭していました。 渾身の作業の後は、高瀬湖キャンプ場へ移動し、お花見とバーベキューで午前の苦労を癒しました。今年は桜が満開ではありませんでしたが、3分咲きの花の下で、楽しい宴会となりました。特に、新入社員の紹介では、元相撲部員に挑戦する俄力士が全員敗れ去るなど、大盛り上がりの余興となりました。最後になりましたが、今回は過去最多の68名が参加され、怪我もなく作業を終えることが出来ました。参加された皆様、大変お疲れ様でした。

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